ユニログ

元ユニクロ社員が語る体験記

有名大学である必要はない!就活の面接で大事なこと

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僕は大学卒業後、大手の保険会社に入社することができました。

しかし僕は、次の仕事が決まっていないのに一年で退職してしまいました。

 

単純に僕のやりたいことはこれじゃないと思い、自分がどういう仕事がしたいのかわかったからです。そして、職歴一年という経歴で転職活動をし、運良くユニクロに正社員で転職することができました。



自分でも驚きました。こんなに就職活動が上手くいくものなのかと。

 

大学も三流大の出です(日東駒専なんかにも届かないと思います)。特に斗出した能力や資格があったわけではありませんし、頭が良いとは決して言えませんでした。

面接に強いというわけではなく、人前で話すことは苦手です。人に上手く伝えるの(アウトプット)が苦手なんです。

 

しかし当たり前かもしれませんが、面接が全てだと思っています。全て面接で、入りたい会社に入ることができたんだと思います。

 


実際に僕が面接で心掛けていたことや、実践していたことはこの3つでした。

 

⒈大学名を気にする必要はない

会社や世の中の風潮には、学歴社会というのが残っています。

しかし今の時代、学歴よりも人で取るようになってきたと思います。

 

僕は評論家でもなければ、権威でもないので理論的なことは言えませんが、同じ就職活動をした学生だったものとして、三流大出の人間でも大手企業に入れたものとして感じたことです。

たまたまかもしれませんが学生時代のことはあまり聞かれず、今についてフォーカスした質問が多かったです。

 


面接はその人を見て、接して、自分の会社に合っているか、必要かどうかを判断するためのものです。大きい会社で面接をしていれば、たくさんの人を見ているので、人を見る力はあります。だからその人自身にフォーカスするのです。

良い会社は学歴ではなく、きちんと人を見ます。そもそも学歴で人を判断するような企業は、こっちから願い下げだと僕は思っています。(笑)

 

 

⒉面接はされるものでなく、対等である

これは僕がいつも心掛けていることです。

ある書籍でこれを目にしたのですが、それからずっと意識しています。

 

面接といえば、面接されるものだと思いますよね?

ですがそういった意識でいくと、緊張なども相まって低姿勢になり、ビクビクしてしまったりして上手く自分を伝えられなくなります。面接は確かに採用してもらうのですから、向こうの立場が上かもしれません。

ですがなぜ、募集をかけ面接をするのですか?


それは、会社側も人が欲しいから。

僕らは他の会社に行かず、その会社を選んだ。

いわば僕らも、その会社が自分に値するか選びに行く、そういう感覚を持っていいと思います。面接は対等です。

そういった意識を持っていけば、変に低姿勢になることはありませんし、堂々と話せます。

 

 

⒊本気でその会社に入りたいか

正直、これが一番大切であると思います。これはまだ絞りきれていない、候補で受けにいく会社にも本気の姿勢で臨むということです。


僕はユニクロの選考を受ける時、他の会社を受けず、ユニクロ一本でした。

ユニクロに入りたくて会社を辞めたので当然といえば当然ですが、ぶっちゃけ落ちたらどうしようという状況でした。

 

普通は転職先を決めてから退職するのがセオリーですが、僕は同時進行が苦手でしたし、ユニクロに入ることに集中したい気持ちが強かったんです。逆に言えば、それだけ本気だったということです。



選考の日程が平日なので休めないのもありましたが、時間に余裕ができ、企業研究や面接対策の自分の気持ちを何度も何度も考えました。

自分の伝えたいことや、どうしても働きたい旨を整理し、それだけに集中することができました。当時の気持ちは、不思議と落ちる気がしておらず、会社を辞めてまで来て僕は、それだけに集中していたので絶対に受かると思い込んでいました。

 

面接では、会社を一年で辞めたことを相当聞かれました。

最終面接では何もかも見透かされたように問われ、正直ダメだと思う時もありました。ですが、ユニクロで働きたい、実力社会で自分を試したい正直な気持ちや、これからの自分にフォーカスした前向きな発言をし続けました。

 

僕は本気で入りたかった。伝え方が下手な僕でしたが、一生懸命その旨を伝えました。逆に一年で辞めてしまって、履歴書に傷が付いてでも来たと逆手に取って僕は臨みました。 

 

 


後日、内定をいただきました。


実際、会社を辞めてまで来たことが良く見えたみたいです。本気でユニクロで働きたいと思ったからできたことですし、その気持ちがあったから伝えられたこともありました。

 

人は何でも、本気でやると気持ちが入り、姿勢が変わってきます。

それは必ず、周りの人達は感じ取ることができます。人を見ることに長けている面接官なら尚更です。良い会社は人で取ります。会社側は能力どうこうより、本気で入りたい子、やる気のある子に来てもらいたいと思うものです。

 

候補や練習で受ける会社であっても、その会社を選んだのには必ず理由があるはずです。

なのでその想いを全力で伝えてください。本当に入りたい会社があるのなら、良い格好しようとせず、自分の本気の想いをぶつけてみてください。その想いは必ず表情や態度に出ます。そしてその想いはきっと伝わります。

 

 

精神論ばかりになってしまいましたが、面接は正直に気持ちをぶつけることが大事だと、僕は思います。

確かに内定をもらうために嘘をついたり、自分を良く見せようとします。ですがそれは必ずボロが出ますし、例え内定をもらってもその会社で本気で働けますか?ましてや虚言で内定をもらおうものなら、会社が求めるものと自分の理想にギャップを感じ、やるせなくなります。

 

しかし自分が素直な気持ちでぶつかった会社は、あなたという人間をきちんと理解した上で採用します。そこには信頼関係も生まれるものです。面接での理論や、いろいろな戦略は確かにあると思いますが、それは入りたいと思う気持ちがあってこそのもの。


自分を着飾る必要なんてありません。

面接官はあなたという人を、あなたの想いを確かめたいのですから。

 

 

▼僕がユニクロに転職した記事はこちらです!

free-note.hatenablog.jp

 

▼僕のユニクロ面接での体験談です!

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