ユニログ

元ユニクロ社員が語る体験記

僕がユニクロに転職した理由

f:id:free-note:20160402002222j:plain

※画像はイメージで、僕じゃないです。笑

 

 

転職するまでの自分について

大学卒業後、僕は大手の保険会社に就職していました。

初めて就職したこの会社は、いわゆるホワイト企業で、9時17時の定時上がり、給料も並々、福利厚生もしっかりしていて、それなりに勤めていれば年収1000万円も超えるのが普通の会社だった。


仕事はそれなりに大変で覚えることも多く、会社と顧客の板挟みになるので、精神的に追われる仕事だ。僕としてはその辺は、あまり気にしない方だったので病むようなことはなかった。

 

営業職ではないのでノルマといったものはなかったが、一つ一つ案件を片付けなければならないので、溜まっていくとパンクする。さすがにパンクすることはなかったが、毎日毎日同じことをしているのが嫌だった。

大手だけあって古くからある会社なので安定はしていたが、年功序列なところが大きく、正直やってもやらなくても同じなのでモチベーションは上がらない。

 

だから僕は、「自分の実力で勝負したい」と思っていた。

 

 

ユニクロを選んだ理由

学生時代、僕はユニクロでアルバイトをしていたので、日頃周りからユニクロの商品や会社のことを聞かれることが多かった。

僕はその聞かれることに答えるとき、なんだか楽しそうに話していたのを覚えている。

 

単純にユニクロの仕事は好きだった。

販売の仕事なので、売れるためにはどうすればいいか、どうすれば客が喜ぶかなど考えることが多く、僕はそういうのが楽しかった。

保険の仕事は安定はしているものの、個人で進める仕事なので経営には全く触れず、決まったやり方で進むことが多かった。調査と交渉が主な仕事なので、誰かを喜ばせることもない。1年働いたくらいじゃ、仕事のことなんか分からないと思われるかもしれないが、僕にはうんざりするほど退屈でつまらなかった。

 

 

モノを売る仕事がしたい!

 

違う会社に入ってこそ、気づいたことだったと思う。

 

このときから自己成長意識は高かったので、

毎日刺激のある、実力で上にも下にも行く世界で自分を成長させたいと思っていた。

 

そして一年が経つ頃に、転職を考えていた。



 

 


⒈本当の意味で実力勝負できる

転職を考えてから、ITベンチャーの会社や営業職などいろいろ調べた。

実力次第で勝負できる会社を手当たり次第探した。

入ってみないと分からないのに。(今思うと、実力次第で上に上がることなんてどこの会社も同じだ。でも、早く成長したいと焦っていた。)

 

いくつか面接を受けたりしたが、どうなったら上にいけるのか曖昧で、どこもピンとこなかった。

その点ユニクロは明確でわかりやすかった。

 


ユニクロは簡単に言うと点数方式だ。

何をすればいいのか明確にされている。一つ一つ項目や基準があり、誰でも挑戦できる。実力次第では20代前半で店長にもなれる。ユニクロでの店長は、普通の小売での店長とはだいぶ違う。ユニクロは現場主義で、本部はサポートだ。だから店長の方が偉いことが多く、年収何千万プレーヤーがごろごろいる。)

ユニクロで店長をしているのは若い人が多い。それだけ挑戦できる環境と、年齢や経験に関係なく本当の実力次第で上に上がれるリアルが、そこにはあった。



⒉成長できる環境

かつて、LAWSONの会長もユニクロに勤めていたことがあったそうだ。

他にも多くの会社で、ユニクロの経営を学んだ人は多い。そして誰もが、早い段階で成長できるという。実際、アルバイトでの経験だがそう思うことはあった。

 

アルバイト時代、自分から言えばどんどん仕事を任せてもらえた。僕も仕事はできていた方だったので、上の社員とアルバイトの中間を保つポジションにいた。指示出しもさせてもらえていた。

日々新しいことに挑戦でき、皆が経営に関わって仕事をするユニクロは、成長したいと思う人間にとってはとてもいい環境だと思った。



⒊人の成長の手助けがしたかった

良いように言ってるだけに聞こえるかもしれないけど、本当にそう思っていた。

昔から世話好きで、人に教えるのが好きだった。優越感とか、そういうのも少なからずあったかもしれないけど、誰かの役に立てるのが嬉しかった。

 

ユニクロはチームプレイだ。みんなで協力してやることが大事で、みんなで支え合う。

僕も不器用な方なので、できないときは助けてもらってた。もちろん後輩やできない子にはサポートしたり、協力しあった。そんな中で、もっと頑張ってくれたりやる気になってくれるのが嬉しかった。そんなアルバイト時代の記憶が強くよみがえっていた。

 

保険屋の仕事は裏方の仕事だったので、誰かの役には立っていたんだろうけど、実感がなかった。だからやりがいを見出せなかったのかもしれない。

 

 


この3つが、僕が転職した主な理由だ。

その頃は、一年で退職することをリスクだとは思わなかった。

 

もちろん今でも思っていない。

 

したくない仕事をして、自分の時間を無駄にしている方がよっぽどリスクだと思う。
「石の上にも三年」というが、本当にそれで良いのだろうか。人生の時間は決まっている。

自分の人生の主役は自分だ。やりたいことがあるならやった方がいいし、その方が人生を生きてる気がする。

 

やりたいことがいつできるか分からないし、できなくなるかもしれない。

そんなの絶対に後悔する。もちろん続けている人を否定はしないし、尊敬もしている。ただ僕は、自分が無駄だと思うことに時間を浪費するのが我慢ならなかった。

 

だから全然後悔していないし、動いて良かったと思う。



”大切なのはどこに時間をかけるか”




読んでいただき、ありがとうございます(^^)

 

 

▼こちらの記事も読まれています!

free-note.hatenablog.jp

 

▼自分の人生を生きるヒント!

free-note.hatenablog.jp