ユニクロに正社員で転職した僕が、面接会場で思った大事なこと
面接会場にて
僕は第二新卒で、正社員としてユニクロに入社した。いわば転職組だ。
しかし、第二新卒も新卒枠でエントリーしているため、新卒の大学生と試験を受けることになる。
僕はいわゆる、就活というのをきちんとしたのは初めてだった。
なんだか、数多くいる大学生に初めは少し圧倒された。
「こんなにいるのか!!」
ユニクロを受ける学生はたくさんいる。しかも自分がいる会場だけではない、全国の会場で選考を行っているのだから何千人の規模だ。こんなにいるのに大丈夫だろうかと少し不安になったが、その不安も最初だけだった。
面接は本部で行われる。
選考する人数が多いので、何回にも分けて面接が行われ、1日に第4、5部ぐらいまであったと思う。
面接官も大変だ。僕は午前の部で応募した。早い方がいいと思ったし、頭も一番働くだろう。午後は眠くなるし、頭が働かない。それにドキドキした午前を過ごすのが嫌だったし、少しでも早く終わらせたかった。
会場に着くと担当の人に案内され、面接が始まるまで待機場所で待つことになる。
僕は一番乗りだった。
そして次々と学生が入ってくる。面接を待つ間、ここで一緒に受ける人たちと緊張をほぐしあったり、情報交換ができる。そのやり取りで僕の不安はなくなった。
「今日って面接だったんですか⁉︎」
「ユニクロって何してるんですか」
なんて話が出てくるのだ。
こういった学生ばかりではないだろうが、正直少し驚いた。日程の内容はきちんと送られてきたメールに書いてあるし、ユニクロをきちんと知らないなんて問題外だろう。会社のことをホームページやらパンフレットやらで、調べてくることはできたはずだ。
企業研究とするんじゃないのか?
もちろん見学程度で来た人や入る気もないのに来た人もいると思う。しかし、それにしてもあまりにあり得ない。
一応社会人であった僕は、こんな奴らには絶対負ける気がしないと高をくくっていた。
当然そんなことを言っていた学生は、入社式にはいなかった。
面接で大切なこと
僕はユニクロで働きたくて、ユニクロの選考を受けて内定をもらった。
中には、別に入る気もないのに受かった学生もいるだろう。とにかく大きい会社だから受けたとか、手当たり次第受けたとか、もちろんいるだろう。
でも僕は入る気で選考に出た。
目的もあった。きちんと意思を示したのだ。
受かる気もないのに受かったやつは置いといて、どこの会社を受けるにしてもきちんと意思を持って選考を受けるべきだと僕は思う。やる気がないなら帰れという話だ。
例え進路に迷っていて、他の会社と比較するためにでも全然いいと思うし、僕も就職先が決まっていなかったらそうしていただろう。だけど内定が欲しいなら、一社一社本気で、受かる気でいくべきだ。
どこにしようかなんて内定をもらってから考えればいい話だ。
まずは内定をもらわなければ意味がない。
例え上辺でも、きちんと働きたい意思を見せることが大事だ。緊張してうまく話せないのなんて、面接側は百も承知だ。当然だと思ってる。だけどそこで大切なのはうまく話せることじゃない。きちんと意思を見せ、思いを伝えることが大切なのだ。
ユニクロは学歴じゃ人を見ない。僕なんて三流大もいいとこだ。
内定をもらうためにいろいろと戦略や方法があるだろうけど、僕はそっちの専門家じゃないから技術的なことは言えない。だけど、なぜユニクロで働きたいのかきちんと想いを伝えれば、きっとその想いは相手に伝わる。
<追記>
話が途中で変わってしまったけれど、これは僕が本当に感じたことです。学生へ思ったことは一部の学生に対してで、すべての学生に思ったことではありません。優秀な学生はたくさんいると思います。
これはあくまで、個人的な感想です。これを読んで不愉快に感じた方がいたら申し訳ないです。
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