ユニクロは本当にブラック企業か!?(アルバイト編)
ユニクロといえば「ブラック企業」というイメージを人も多いのではないでしょうか。実際にアルバイト・社員として働いていた経験から、今回はアルバイトでの見解についてお話しします。
ユニクロの給与・福利厚生
ユニクロのアルバイトは基本時給制で、多くのところで平均900円〜、都内では1000円〜のところがほとんどです。
時給としてはアパレル業界では高水準で、給与としては良い方ではないかと思います。ユニクロでは分単位でしっかりと給与に換算されますので、出退勤時間や休憩時間など、時間管理も分単位で厳しいです。
なので逆に、そういった面でしっかりしているので、給与の未払いや、金額の間違いなどはないです。自分の出退勤時間などは見ることができるので、自分で給与明細と照らし合わせて確かめることができます。
・制服はユニフォーム支給のない標準店であれば、ユニクロの服を自分で購入。
(全員が社員割引が使えるので、安く買うことができます)
・交通費は出ないところが多い。
給与・福利厚生に関しては非常にしっかりしているので、ブラックと呼ばれる項目には該当しないように思います。
ユニクロのシフト
ユニクロは完全シフト制です。
アルバイトの方は、店舗のノートに書き込んだり、シフト表のような紙で提出したりと店舗により様々ですが、シフトの申請を自分で行います。
もちろん向こうから注意喚起をしてくれますが、何も書かなければフリーと見なされ、フルタイムでシフトを入れられることがあります。
ユニクロはチームで店舗運営を行うため、一人の予定がわからないままだとスケジュールが組めないので、非常にお店としては困ります。なので期間までに報告しないと決められてしまうのです。
また、ユニクロは小売なので、「繁忙期」と「閑散期」というのがあります。
繁忙期は人が足りなくなることが多いので、週に5、6日などたくさん入ることができます。しかし、閑散期となると予算の都合上、少人数で運営しなくてはならないので、アルバイトであれば週に1日などザラです。
シフトは正社員、準社員が優先で組まれますので、人が足りていればアルバイトが削られることがほとんど。
店舗運営の都合上、人数や売上によっては削られたり、伸びたりといったことがよくあります。フルで出したのに「今日は何時まででお願いします」、「今日は何時から出勤してください」など、シフトが希望通りにならないことがしばしばあります。
これは最適な店舗運営をするために必要なことなのですが、アルバイトが対象にされるため、稼ぎたい方は大変かもしれないですね。
シフトに関しては、店舗都合で管理されるので少し不満を抱く方がいますが、これは会社に属する以上普通のことのように思います。その会社で働かせてもらっているので、ルールに従うのは当然のこと。
しかし、きちんと本人には確認の連絡や許可を取ってからシフトを管理されるので、無断で人権を害することはないですね。なのでブラックの面はないと思います。
勤務時間・残業
これが一番指摘されるところですね。
ユニクロは世間で、拘束時間の長さやサービス残業をブラックと批判されることが多々ありました。
しかしブラック企業と指摘されてからずいぶんと改善が進み、僕のいた店舗ではそういったことは感じませんでした。これはアルバイト・社員ともに、サービス残業に関してかなり厳しくなったと思います。どんなことでも、仕事であれば給与に反映されるよう手続きをさせられ、上がったあとに仕事をしていたら厳しく注意を受けるほどでした。
確かにフルタイムの場合、(店舗の開店時間によりますが)朝の7〜8時から、閉店後の22時〜23時まで入ることがあります。
しかしこれは採用時にも説明がありますし、勤務時間によって法律で決められた休憩時間をきちんと取らされます。勤務時間が延びる場合は、きちんと本人に確認を取ります。
ユニクロは仕事量が多いので、時間内に終わらなかった時に本人が終わらせたくて退勤後に作業したりする人がいるため、サービス残業と言われることがあります。
しかし、これは原則禁止です。したらめっちゃ怒られます。(笑)
こと勤務時間に関しては、はっきり言って受け取り方次第です。実際に、サービス残業と呼ばれることは多少あるかもしれません。
しかしそれは、本人の好意だったり、本当のサービス精神でされている方ばかりです。
スタッフは本当に楽しそうに働いていました。自分が働いていたから良い面だけ言っていると思われるかもしれませんが、僕にはブラックと言う基準が低いと思います。
もちろん、本当にブラックと呼ばれてもおかしくない会社はたくさんありますが、現状ユニクロで働く人はあまり悪いイメージは持っておらず、中身を知らない世間が騒ぎ立ててるような印象です。
もちろん全てを把握している訳ではないので、僕の知らない部分であったり、そういう面があるかもしれません。店舗によるところが多いのは事実です。
しかし、アルバイト・正社員で実際に働いたから見える部分が多いのも事実です。周りの評価や意見でブラックだからと思うのではなく、きちんと自分の目で確かめることが大切なのではないかと思います。
それに、ブラックと言われる企業で働くことはマイナスな面だけでなく、自分を成長させる環境でもあると僕は思います。
ユニクロでアルバイトをするなら、「マッハバイト(旧ジョブセンス) 」がおすすめです。
お祝い金がもらえるし、全国でのアルバイトを探しやすい!
※2017年に「ジョブセンス」は「マッハバイト」に名前を変えました。(前の方がよかった気が…)
▼正社員編の記事はこちら!
▼こちらの記事も人気です!