ユニクロのアルバイトは就職に有利！？
世間一般では、ユニクロは就職に有利というような話を聞く。
賛否両論だが、これは僕の経験と個人的な意見でいうと就職には有利に働く。
実際、面接でユニクロの経験は役に立ったし、ユニクロで働いていたことは評価が良かった。ユニクロは厳しいだとか、アパレルだからと否定的なイメージを持つ人もいるだろうが、侮るなかれ。
ユニクロのアルバイトが就職に強い２つの理由！
⒈社会的イメージが強い
＜礼儀・挨拶の徹底＞
ユニクロでは礼儀・挨拶が徹底される。
ユニクロに限らず、社会に出るものとしてマナーや礼儀は大切だ。
売場に立つ以上、お客様に失礼があってはならない。言葉使いひとつとっても、きちんとした敬語が使われていなければ指導される。（指導とは言っても、優しく教えてくれるが）
また、スタッフ同士への挨拶や礼儀なども、できない人がいればきちんと指導される。
挨拶や礼儀など当然だが、スタッフにもできないのにお客様にできるだろうか。立ち方や態度も徹底されるのがユニクロである。
普通のアルバイトであれば、多少のことは多めに見てくれたりするが、ユニクロではそうはいかない。お客様から見てどうだろうか？ダラダラした歩き方や笑顔のない態度を見て、嫌な気持ちになる人だっている。
常に顧客目線で考え、顧客満足度を高める努力をしているため、ユニクロではそういった教育がしっかりしているのだ。
こういったことが世間からは厳しいだとか言われたりするが、社会人として当然ではないだろうか。それを他の企業もわかっているから、教育がしっかりしているというイメージがあるのだと思う。
⒉個人的成長が大きい
＜コミュニケーション能力・協調性＞
ユニクロは接客業だ。接客する以上、お客様と話もするので自然と話す力が付く。
そして何より、ユニクロはチームプレイだ。
一人一人のノルマがあるのではなく、お店が一丸となって売上や会社の目標を達成していくのがユニクロのやり方だ。一人でできることには限界がある。だからこそ、スタッフ同士が助け合ってお互いをカバーしながら仕事を進めていく。そこには相手を思う気持ちや、優しさが生まれる。だからコミュニケーションが生まれるのだ。
コミュニケーション能力は社会に出たら必須だ。こういった連携や人と話すことがここでは自然と養われる。
しかし一人が問題を起こせば、店全体のイメージが悪くなる。そういったことも意識しなければならないため、社会人としての責任感も身に付くようになる。
＜経営意識が身につく＞
ユニクロでは、全員が経営に関わることができる。
売上を取るために、お客様に喜んでもらえるように、一人一人が考え行動していくというのがユニクロの基本姿勢だからだ。
ユニクロの「全員経営」という言葉を聞いたことはないだろうか。
これは一人一人が経営者として考え、仕事をするという会社の理念のようなものだ。そのため、売上や会社の情報・販売体制など、例えアルバイトであっても全員に公開される。
また、売場をこうしたらいいんじゃないか、これが売れているからアピールした方がいいんじゃないか、お客様に喜んでもらえるためにこうした方がいいんじゃないかなど、一人一人が考えたことや案をアルバイト・社員関係なく発言できる。
お店のためになることならどんどん取り入れてくれるのだ。一人一人がきちんとお店のことを考えるようになり、店全体がいい方向へ進む。
こんなにやりがいのあることはないし、売上や施策を意識するようになるため、経営というのが少しでもわかるようになる。
＜立場が平等＞
僕がユニクロで最初にいいなと思ったのはこれだ。
まず、ユニクロに行って不思議に思うことはないだろうか。それは社員だとか新人だとかが、明示されていないこと。
多くのアルバイトでは「新人」だとか「研修中」だとか明示されているが、ユニクロの売り場では皆、対等に扱われる。会社での立場やランクなど、お客様には関係ないからだ。
お客は店員ならその店のことはなんでも知っていると思うだろう？新人だから知りませんだとか、まだ慣れていないので間違えましたなど、そんなものは通じない。お客様にとって迷惑なだけだ。
「ユニクロでは社員とアルバイトが同じ仕事をする」
区別がないのだ。だからこそ沢山の仕事があり、成長できる。もちろん社員にしかできない仕事もあるが、アルバイトという感覚ではなく、より深く社会に身を置くことができるのだ。
＜自主性が育つ＞
これは「全員経営」の話と、もう一つの理由がある。
それは、ユニクロは実力社会であると言われるが、まさにその通りであるということ。ユニクロでは順序はあるものの、やればやった分だけ評価してもらえるし、希望があれば３ヶ月毎に昇格のチャンスが設けれている。
やりたいことにどんどん挑戦させてくれるし、昇格できれば時給もアップするのでモチベーションも上がる。
そのためにはどうすればいいのか、何をしなければならないのか考え、自ら行動していかなければならない。
もちろんサポートはあるが、結局は本人次第だ。自ら考え行動していく環境がそこにあるため、意欲的な人は自分を成長させることができる。そうすることでスタッフも育つし、会社側にもメリットになる。だからこそ、自ら考え行動する力が身に付く。
こういったことを知っている企業もあるため、必ず役に立つ時がある。
アルバイトに何を求めるか、
ユニクロのアルバイトが就職に有利に働く理由は他にもあるし、メリットばかりではないのも当然。
もちろんユニクロだけでなく、就職に強いアルバイトはたくさんあるし、そういったことを見ない企業もある。
これはあくまで僕の個人的な意見だ。
人によってはメリットがデメリットになるし、その逆も然りだ。
しかし、楽に稼げるアルバイトをするよりは、 稼ぎながらも成長できる環境でアルバイトをする方が、必ず役に立つし、自分の財産になると僕は思っている。
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